みなさま、こんにちは。
前回、腰痛とわたしの趣味であるサーフィンとの関係について書きましたが、
腰痛のお悩みは、季節を問わず多くの方からお聞きします。
そこで、続けてもう少し腰痛について掘り下げ、これからの時期に多発する「冷えと腰痛」について原因と、対策について書きたいと思います♨︎
実は要注意!暖かい・暑い時期の冷えと腰痛 〜隠れ冷え腰痛になってませんか?
冷えると腰が痛くなる・・・
「クーラーの効いた部屋にいると、腰がだんだん重くなる」
「夏なのに、なぜか腰が痛い」
そんな違和感ありませんか?
実はこれが、”冷え”が原因の腰痛によくある症状です。
冷えと腰痛は関係あるのが事実で、共感される方も多いと思います。
4月なかば、初夏の気配すら漂い始めた今、「ようやく寒い時期の冷えから解放された〜」と、ホッとしたのも束の間。
今から、どんどんからだを冷やしてくるあの方が大活躍してきます。
エアコン(冷房)ですね。
冷えによる腰痛というと、冬のイメージもありますが、冷房からの冷えって、実は大きいのです。
むしろ、冷房の時期は薄着ですから、例えばオフィスワークで、冷房が効いた部屋で1日中座りっぱなしだと、1日終わる頃にはすっかりからだが冷えている、というのも日常化しがちです。
つまり、ライフスタイルによっては、夏こそが冷える時期となります。
そして、一歩外へ出ると暑い。
だから、今度は、冷たいものを大量に飲むことも増えて、外から内から、どんどん冷やされていくわけです。
「クーラー効いた部屋でのデスクワーク、とにかく腰が張って辛い」
これは、私がOL時代に実際味わっていた腰痛持ち時代の記憶でもあります。

冷えると腰痛になるのはなぜ? 【原因を分かりやすく解説】
冷えるとつらいタイプは、主に「血流・筋肉・神経」の3つが関係しています。
①血行不良で筋肉が固まる
冷えると、血管がキュッと縮まるのもあって、血流が悪くなる血行不良になります。
血流がいいか悪いかで、「筋肉の質」自体が変わってくるのです。
血は、筋肉への栄養そのものですから、筋肉の隅々まで栄養が行き届いていたら、柔らかくジューシーで伸縮性のある状態が保てます。
逆に、血が運ばれてこないと、栄養不足となって、疲労が溜まりやすくなり、筋肉が固まりやすくなります。
1日だと、大したことない変化ですが、チリも積もればです。
川の流れを想像してみてください。
水量が少ないチョロチョロ流れている川だと、流れの遅いところにゴミが溜まっていたり、水が澱んだ溜まり場があったりしますよね? でも、雨なんかで水量が増えると、ゴミが一気に流されて一掃されて、川幅いっぱいに水が流れます。そうすると、普段干上がっているところも潤おって、植物や生き物が充実してきます。
筋肉も実は、そんな感じ。
血行不良状態が長くなればなるほど、老廃物が流れなかったり、水分不足になって、筋肉や筋膜が硬くなっていきます。
そして、硬くて伸びない=固まった筋肉で前屈みや体を前に倒す動作、座る、といった姿勢になった時に、腰の重さや張り、痛みを感じやすくなります。
②柔軟性の低下と、腰への負担
運動をする前ってウォーミングアップをしますが、それは、名前の通り、からだを温めてほぐしています。
ジョギングやストレッチで、からだが動きやすく、強い動きでも耐えられるように、筋肉や関節の柔軟性を確保します。
”冷え”というのはこの逆で、筋肉が固まって動きにくい、柔軟性が低くなる状態です。
一言で言えば、伸びが悪い状態。
この状態だと、色々な体勢になるときに、自分の筋肉で体が圧縮されています。
この負担を、腰で感じやすくなったのが腰痛です。
柔軟性が低く圧縮されたままで、腰の動きのある動き「例:前屈み、反り、体をひねる」をすると、背骨自体を圧迫しやすくなるので、骨と骨との間にある椎間板にも影響が出やすくなります。
③過敏になり、痛みを感じやすくなる
冷えで腰痛を感じやすくなっている場合、①②の状態が重なっていることがよくあります。
その状態では、すでに筋肉がある程度硬くなって慢性化しています。
(ちょっと筋膜リリースの観点で言うと、筋膜どうしも癒着してます)
すると、筋肉はとても敏感で、痛みや不快感を感じやすくなっています。
少しの刺激で痛みを感じることは、珍しくないし、ちょっとしたきっかけで、腰痛が出現しやすくなります。
実際、筋膜リリースの現場では、硬くなっている筋肉(筋膜)にアプローチすると、ものすごく小さい圧でも「イタタタタッ」と言う反応をされることもあるあるです。
これが、過敏になっているという状態です。
圧をかけるような外的刺激だけでなく、自分で動く・力を入れる・何らかの体勢をとるという刺激も同じです。
そして、筋膜リリースなどで、その部位がほぐれて柔軟性が戻ってきた瞬間、さっきまでより強い圧をかけても、痛みを感じなくなったりもするんです。
夏の冷えによる腰痛原因 冷房だけじゃない!冷たい飲み物に注意⚠︎
先ほども少し書きましたが、暖かい・暑い時期の冷えは冷房だけではありません。
「冷たいものの、飲み過ぎ・食べ過ぎ」 これもからだの冷え原因になります。
口から入った飲み物・食べ物は消化されて排出されるまで、消化管の中を巡っています。
冷たいものが通ると、消化管内は冷やされますし、冷やされた周辺の筋肉も冷やされます。
消化管は上半身の胴体の中で広範囲にわたって配置されてますから、上半身は内側から冷えていくんです。
これで、気付かないうちに、からだを内側から冷やし続けてしまっている方は少なくありません。
さらに、内臓も冷やされると、働きが悪くなって疲労が溜まりやすくなります。
内臓の不健康は、関連している筋肉のコリとして現れ、そこもやはり硬くなっていきますので、
内側からの冷えも軽くみてはいけません。
最近は、暑い期間が長くて、その間の飲食習慣によって、冷えと内臓疲れによる影響を受けやすくなることを、ぜひ知っておいてくださいね。

冷えによる腰痛、対処法と改善策 〜セルフケア〜
①温める
夏になると特になんですが、お風呂をシャワーで済ます方が激増します。
意外にも、腰痛が温泉で楽になる〜と感じたことがある方でも、夏の間はシャワーという方が、お客様の中でも思う以上に多いです。
前回の「サーフィンと腰痛」のところでも、書いたのですが、冷えた後にはお風呂の湯船に浸かって温まるのが、簡単にできるセルフケアになります。
夏だと、とにかく暑くて、お風呂場はその中でも特別暑い場所。 だから、冷えたことは秒で忘れて、汗だけ流したい!という気持ちはとてもわかります。
で・も! ぬるめのお湯でいいので、ゆっくり温まって、体の中に冷えの滞りを残さないように、日々、その日のうちにリセットをかけてください。
その時の水分補給(必要によっては塩分も)はしっかりして、
風呂上がりにキンキンに冷えたビール!🍺 は、控えめに!
これが、腰痛へのマイナスポイントを翌日に持ち越さないコツです。
②冷やさない
基本的なことになりますが、着脱できる服などを利用して体を冷やさないようにしましょう。
すでにやっている方もいるとは思いますが、腰回りだけでなく、首元や足元も注目してみてください。
首という名前がついているところは、英語でネックという言葉もあるように、重要なポイントです。
首・手首・足首が冷えると、体全体の巡りも悪くなって、ここを温かくしておくと、冷えに効きます。
私自身のデスクワーク記憶で言うと、冷房がすごく効いたところでは、手足がすぐに冷たくなってしまいます。
その頃は、知恵もなく、冷えっぱなしでしたが、皆さんも、デスクワークのように、下半身がことさら動かないワークスタイルだと、下半身が冷えまくっている実感ありませんか?
デスクワークは、座りっぱなしによるお尻での血流の悪さもあって、余計に下半身に冷えが溜まりやすく、そこから全身の血行不良につながっているケースが多くあります。
さらに、腰痛って、腰や背中周りが原因のイメージが強いかもしれませんが、
お尻のコリと腰痛は関連性大!
これからの冬以外の季節も、”冷え”を感じたら、「首のつく部位の周りのガード」を取り入れてみてください。
足元が冷えやすい方は、履き物👡も、工夫してみてくださいね。
③運動する
冷えで腰痛を感じやすい方は、軽い運動を隙間時間に取り入れて、体の緊張をほぐす機会をつくるのが◎
ずっと座りっぱなしとかデスクワークの方なら、1時間おきくらいに席をたって休憩がてら、軽いストレッチやほぐす運動を。
体を使う仕事をしている方なら、使って緊張が高まっているところの関節を動かしたり、歩くくらいの軽い全身運動で緊張を緩めてください。
習慣にできるくらいの気軽な運動のリセット法を試してみるといいです。
ここ、香川では、車生活がベースになっていて、都市生活よりも格段に歩く機会が少ないです。
そんなライフスタイルでは、意識的に運動を取り入れることがより大切です。(軽い運動でいいんですよ!)
また、都市生活だと、歩く機会が比較的多く、運動に最適ですが、「冷え+腰痛」の条件を満たしてしまう方は、歩くときに負担がかからないような靴選びが重要です。
ヒールの靴やサンダルで歩くと、あまり腰にとっていいようにほぐれるのが難しかったり、返って腰痛が悪化することもありますので、楽に快適に歩ける靴で通勤時間をほぐし時間に活用してください。
(セルフケアについては、前回のブログでも書いていますので、ご参考に!→前回のブログ)
④運動後の冷えも腰痛の原因に
からだを使った後に冷えた状態が続くと、疲労が溜まりやすくなります。
①−③で読んでいただいたように、からだを使った後は疲労物質が出ますが、そこで冷えて血行不良になると、老廃物が滞ってしまうせいです。
すると、筋肉が一気に固まりやすくなり、腰痛に繋がりやすくなります。
サーフィンで多発する腰痛は、このサイクルにハマっていることも多々あり、前回の記事でも詳しく書いていますので、気になる方はこちらもどうぞ →「サーフィンで腰が痛くなる原因とは」
普段ほとんど運動しない方は、こまめにからだをほぐす軽い運動を取り入れ、
逆に普段からからだを使う方や、定期的にからだをしっかり使う方は、その後に冷やさないことが日常ケアです。
それぞれのライフスタイルに合わせて、セルフケアに取り入れてくださいね。
腰痛の対処 冷やすのか温めるのか
腰痛の時、冷やすのか温めるのか迷うことってありませんか?
実は、どちらも必要な時がそれぞれあります。
今回の話題になってきているように、冷えで腰痛になるパターンの時は、まず温めることが有効です。
そして、日常的に冷やさない、ほぐれた状態をキープできるかどうかが、腰痛回避の鍵になります。
冷やす必要がある腰痛は、急激に強い痛みが生じたような時です。
例えば、ケガ、激しい痛みを感じるギックリも。
ただ、ギックリに関してはそうなる前の状態を考えると、冷やすのは苦肉の策な気もするのですが、、、
考え方としては、強い痛みが生じている時の多くは、炎症が起きている可能性が高く、炎症に対しては基本冷やす、と覚えておくといいと思います。
捻挫による炎症・腫れも、炎症期は冷やすと思いますが、同様です。
炎症が治って、強い痛みが鎮静化してきたら、今度は、回復するための方法が変わってきます。
いつまで冷やしておくといいのか、などは、病院で相談するのが安全です。
強い痛みが落ち着いて、その後腰痛が慢性化しそうな感じや、すでに慢性化しつつある場合は、
今日書いてきたことを参考にしてください。
重要!腰痛がセルフケアで解決しないとき
腰痛に関して、必ず覚えておいてほしいことがあります。
腰痛は、健康状態とも深く関連しています。
血行不良や疲労・老廃物の蓄積によって→筋肉が固まる・張り感・コリ感→腰痛 と言う流れは、ここまで読んでいただいた通りです。
が、もう少し深掘りすると、そもそもの血行不良が内臓疾患や、関連部位の病的疾患からきている場合があります。
つまり、腰痛の原因が病気のことがあるのです。
病気からくるコリというのは、腰痛だけとは限りませんが、腰痛として現れる痛みには、筋肉やからだの歪み・バランスの崩れ以外のものが隠れていることがあります。
私がセッションさせていただいたお客様の中にも、腰痛改善を目的としていらっしゃって、原因が病気だと分かった方が過去にいらっしゃいました。
こちらでは、健康教室を提供していることもあり、ロルフィング®︎や腰痛改善のためのセッションでも、健康管理に興味のある方からは、食事を含むセルフケアの質問をよく受けます。
カウンセリングでも、必要に応じて、セッションを進めながらの経過観察の一環で生活習慣を聞きます。
そんな中で、セッションを進めても腰痛の感触がほとんど変化しない場合、念入りに健康状態を聞くようにしています。場合によっては、病院での診察を勧めさせていただきます。
セルフケアで、ほぼ全く腰痛が緩和・改善しない時、一定の痛さの続く腰痛が長期間にわたってずっと持続している、もしくは悪化している時は、一度、健康診断を!
そして、セルフケアで楽にはなるけど、症状が取りきれない、ぶり返す、慢性化しつつある、という方は、筋肉の慢性的な硬さやそれによるバランスの崩れが起きている可能性大です。
「冷え対策をしてもくり返す腰痛」や、
「マッサージしてもすぐ戻る腰痛」、
「その場しのぎではなく、根本的に腰痛にならないからだへの変化」を目指したい方は
ぜひ、慢性腰痛改善コースやロルフィング®︎のセッションをご利用下さい。
”冷え”による”腰痛”まとめ
・冷えは血流を悪くし、筋肉を固める
・寒い時期だけじゃない。夏でも冷房や飲み物で体は冷える
・温め、動かす、冷やさない が、基本対策
ということで、暖かく気持ち良い季節はあっという間、その後にくる夏の隠れた冷え環境に、ご注意ください。
今年もきっと来る厳しい暑さに、できるだけ快適に楽しく乗り切っていきましょう〜!
それでは、また!

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