ロルフィング 香川-Rolfing® Structural Integration 自由で快適なからだを探求するみなさまへ。

サーファーあるある 腰痛 ロルフィング的視点

今回から、しばらくサーファーあるあるということで、
サーフィンする方々から聞こえてくる、からだのお悩みについて、
ロルフィング的視点から思いつくことを書いてみたいと思います。
入り口はサーフィンに関連することですが、
からだに関しては、多くの方に共通のことです。

いくつかの症状から、
それは、こういうからだのなかのつながりがありますよ
とか
こういうところに注意してください
とか
日常的に気を付けること
とか、
なんでそうなるのか、その理由を探すヒントとなる内容です。

改善策へのきっかけになりますように!

では今回のテーマ、腰痛です。

腰痛は、すこしからだに詳しい方はご存じかもしれませんが、
はっきりとした原因は謎の部分も多く、内科的疾患(内臓の病気など)や
精神的なことが原因である場合もあります。
ここでは、そうではない場合=筋肉や筋膜の緊張をほぐし緩めることで、もしくはからだの動かし方の質を上げることで改善しやすいパターンの説明になります。

では、腰痛持ちのサーファーからよく聞くお悩みです。↓

●波待ちの姿勢が辛い。
(画像はお借りしました)

●パドル姿勢が辛い、背中を反らしたくない。(画像はお借りしました)

●海から上がってくると、上半身がバキバキになっている
 調子がわるいと、その状態が数日(か、それ以上)続く

●寒くなってくると、症状が悪化するので海は休む。

腰痛って、サーフィンで何をするにも苦痛を与えてくれますよね😭
もちろん、サーフィンをしていなくても、腰痛とは辛いものです。

腰痛を感じているときは、
そこを揉んだり押したり、ほぐしたりしたくなります。
実際にそれが気持ちよかったりします。
ちょっと楽にもなります。

でも、
すぐにぶり返しませんか!?
しばらく腰痛を忘れていても、定期的に腰痛が復活したりしませんか?

まず知っていただきたいのは、

そもそも、
腰痛って、「腰だけ」が悪いわけではないということです。

実は、腰って、からだのかなり広い範囲からの影響が集まってくる所なんです。負担を強いられるというか、、、
なので、逆に言うと、今痛いと感じる部分だけをほぐしても、なかなか腰痛がスッキリ解消しなくても仕方がないのです。

それが、一旦腰痛になると長い付き合いになりがちな理由でもあります。

ということは、、、、
つまり、、、、、、
腰痛を解説しようとすると相当長くなるので
いきなり腰痛からテーマにしたことを、ここにきてちょっと後悔しましたが
段階を追って、話を進めていきたいと思います。

では、どれくらい広い範囲から腰に影響するのかというと、

ほぼ全身(笑)

なんです。
なんですが、今は一応「へぇ、そうなんだ」と
頭の片隅くらいに置いておいていただけたらいいです。

腰痛になるということは、
腰に何らかの負担が蓄積されているわけなのですが、
負担となる大きな原因に
周辺の柔軟性がなくなっている”があげられます。

スポーツをする場合、「鍛える」という要素があると思います。
そのスポーツをすることで、
自然と必要な筋肉がついてからだができあがってくるし、
一定以上のパフォーマンスには筋トレをしたり、
特定の部分をねらった強化トレーニングが必要になってくる
場合もあります。
さらには、動きの質をアップするために
体幹トレーニングなどを取り入れる場合もあるでしょう。

ただし、鍛えることは、筋肉で弱い部分をガッチリ固めることではありません。
多くの動きは、
全身の柔軟性ゆえ、より自由になり、
柔軟性があるからこそ、パワーをより引き出すことができるようになります。
どんなスポーツでも、柔らかく、伸びのある筋肉をつけ、
全身の”柔軟性を維持する”ということはセットにしておきましょう!

またこの写真ですが、この体勢、からだ柔らかくないと無理でしょ?

はい、
それは分かったけど、
どれくらいの柔軟性があればいいですか?
という指標ですが。

次のことをチェックしてみてください

あまり締め付けのない服装の状態で
★三角座り(体育座りとも言っていたかな?)が楽にできる。さらに、モモと胸をくっけることができる。
★真っすぐ立ち、片足を後ろに曲げて、曲げた足のかかとをお尻に付けられる。
★やや足を開いて立ち、腰に手を添えて上体を軽く反らす。背骨全体を使って楽に反らすことができる。(首だけ、腰が前に動くだけでないか注意)
★上向きに寝て、片足ずつ膝を胸に引き寄せるように近づける。モモが胸あたりにくっつけられるか、それに近いくらい引き寄せられる。

どうでしたか?
これはサーファーかどうかは関係なく、
腰痛に関連するからだの基本的な柔軟性をチェックしています。
どれも、訓練していないとできないような柔軟性ではなく、ごく日常的なレベルです。
これが厳しい状態になると、腰痛だけでなく、日常的に健康な姿勢や動きを維持するのが少しずつ難しくなる、というものです。(㊟これができたら、ほかは何も問題がないという意味ではありません。)
ですので、これがすべて厳しいという方は、激しいスポーツをすると、腰とは限りませんが、どこかに痛みがでたり故障しやすいと思います。

★のチェック項目は

背中全部と、前側(腹胸)全部と、股関節の自由度

を、軽~く調査していますが、これくらい(←★)の自由度は、腰への負担を減らすために必ず必要な要素になってきます。
(といっても、これが本当に自由である状態、そ・れ・が・簡単じゃないのですよね~)

★のチェック項目の姿勢が厳しい場合は、からだのどのあたりが伸びたがっているのか、どこが伸びたら楽になりそうなのか、まずは感じてみてくださいね。

う~ん、具体的な内容を書くに至らなかったのですが、
腰痛って、けっこう奥が深いんです!
何回かに分けて、これから掘り下げていきますので
よろしくお願いします😅

柔軟性を取り戻したい方、
筋膜リリース&ロルフィングはすごくお勧めですよ~!

それではまた😀


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