みなさま、暑中お見舞い(残暑お見舞い)申し上げます。
数日前、ほんのり秋を感じる風が吹いて、この夏久しぶりにクーラーつけずに部屋で過ごせたのですが、
まだまだ暑い日が続きそうです。
今日は、以前ブログでもチラッと紹介した、*ベアフットモデルの靴:VIVOを3ヶ月ほど履いての、私の体感の変化と思ったことを書きたいと思います。
*ベアフットは裸足という意味。ベアフットシューズは裸足感覚に近付くよう設計された、クッション性やサポート機能を最小限にした靴です。VIVOはベアフットシューズメーカーの一つ。

履いている靴が、からだに与える影響はやはり大きいと実感。
そして、靴を変えることでからだが変化するとき、どんなことが起こるのか。
私自身の体験が、その参考になればと思います。
ベアフットモデルの靴(VIVO)を3ヶ月ほど履いてみました
以前、靴と足の関係について記事を書いた後実際にVIVOの靴を3ヶ月ほど履いてみました。
※私の選んだモデルは、トレッキングシューズなんですが、トレッキングに履いていく機会は数回しかなく、この記事は、トレッキングシューズとしての性能をレビューするものではありませんので、ご注意ください。
履いていたのは、
・週に3〜4日くらいで、1日5時間ほど履いて歩く生活
・ほとんど凸凹のない舗装された地面
・日常使い
という環境です。(靴の機能を活かし切れてなくてゴメンナサイ)
まず、正直にいうと・・・・足は疲れました、とっても。
4、5時間の歩行は慣れているのですが、VIVOを履いて歩いた日は、「遠足に行って帰ってきたあの時」のような、なかなかな疲労感になりました。 多分、1ヶ月以上こんな感じが続いていたと思います。
もう、下半身全部が疲れて、暑い時期も相まって、帰宅後はもう立ち上がりたくない、というレベルの時もありました。
日によっては、足裏の疲れやかかとの痛さが際立つ日もありました。
とにかく疲れた、それが初期の頃の感覚だったのですが、
いつの間にか、(以前フカフカのソール靴をはいて調子が悪くなっていた)股関節や膝の違和感、気持ち悪さは明らかに軽減されてきました。
特に左の股関節は、少しでも外に開こうとすると痛い状態が半年以上続いていたのですが、特にメンテナンスしないままVIVOを履き始めて3ヶ月ほど経つ中で、私の場合は痛みが半減し、可動域も大分回復しました。
あくまでも私自身の体感ですが。
「疲れた」のに、変化があった膝と股関節
フカフカでサポート感はバッチリだったのに、長期間履いていて、股関節や膝、脚全体が違和感でいっぱいになっていた以前の靴から一転。
とても疲れるものの、股関節はほぐれて下半身全体のつながりも戻りつつあるように感じるベアフットシューズ。
明らかに、靴はからだに影響しているというのが実感です。
で、今はどうかというと、まだからだは変化の途中という感じなのですが、VIVOを履き始めた頃より、疲労感は軽減されて、馴染んでいる?鍛えられている?のではないか、と思っているところです。
ただし、私は、この靴を履くにあたって、ものすごく、歩く時のからだの使い方を意識させられたのが事実です。
仕事柄、さまざまな方の歩き方をみて、自分でも意識し、歩き方のパターンを見つけて、よりよく修正する方法を学んでいます。そんな自分でも(?)、この靴を履いてからだに負担をかけないような動き・歩きをするのは、今までにない”からだづかい”をする必要性を感じたのと、新しい体感の気づきがありました。
今も、油断すると、踵が痛くなります(苦笑)
そんなとき、ふと「裸足で歩いていたらこんな風に、踵からドン!とついては歩かないだろうなぁ」という歩き方になっていることに気づくのです。
そして、修正。
ゆるい坂道下る時は、ぼーっとしていると腰にインパクトが来はじめます。
そして、修正。
やっぱり、「裸足でこういうふうに歩いていないだろうなぁ」と気づく。
「ベアフットシューズを履けば、自然に正しい歩き方になるのか?」
と、思っていたけど、私にとっては、
「靴が違うからだづかいを要求してくる」
「靴からの修正案にからだを合わせる必要がある」
という印象。
しかも、そうして動きを調整したら、明らかに「裸足で歩くときに近い」感じがするんです。
そうこうしながら微調整した動きは、自分自身では、今までにないくらい体幹や多数の関節の連動感を実感します。
この感じ、クッション性の高いシューズでは、決して感じられなかったと思います。
あくまでも、私の体感ではありますが、
1年以上かけて不調に悩まされるようになった股関節や足の付け根の張り、膝のアンバランス感は、この靴に変えてからの3ヶ月で不快感が軽減されています。
ベアフットシューズ
→裸足に近い感覚で歩くことを促してくれる
→からだの使い方を自分で修正するきっかけになる
→結果として、動きやパフォーマンスの変化に繋がる
⇧こんなふうに、わたしの場合、ベアフットシューズの良い点の手応えを感じています。
履いたことがある方、いかがでしょうか?他の感想などあれば、ぜひお聞きしたいところです。
3ヶ月では、正直「まだ適応できていません」
ベアフットシューズ歴約3ヶ月の現在、
私にとっては、確かな変化と有効性を感じていますが、まだまだからだは適応しきっていないです。
実は、からだの不快感はかなり積もっていたのですが、靴だけでどこまで整うか、この3ヶ月様子を見ていました。
緩やかに、快適さを取り戻しつつありましたが、なんだか、わたしのからだの「ガタ」が、自力で追いつけない感が強まって我慢できなくなり、ゴッドハンド先生のところへメンテナンスへ行きました(笑)
はい、やっぱりメンテナンス大事です。
「あ、ここまで自分でやるのは無理だったわ」というくらい、スッキリしました。
靴が求めてくるからだの使い方への適応度が、一気に上がった感じです。
今はまだ、靴にからだの構造や動きを合わせている感が強いのですが、
ここから、靴ではなくて地面の形や傾斜に合わせてより良い動きができるようになるレベルへ、準備が整いつつあるといったところでしょうか。
からだの使い方を変えたい時、使えていなかったところを使えるようになるためには、動きづらくなっていた関節を緩めたり、関節に関わっている筋肉たちのバランスを整え直すことはとても有効です。
それも、久しぶりに実感しました。
ベアフットシューズは「からだを鍛える靴」ではないけれど、その先に・・・
3ヶ月間ベアフットシューズを積極的に履いてきて、この靴は、本当に裸足で歩く(走る方には走る)感覚に近づける靴であり、からだが本来持っている機能を使わざるを得ない側面があることは感じました。
履いていて、自然とからだの本来の機能を引き出して鍛えられるか?と言えば、多くの人にとっては「そう意識してこの靴の機能・裸足の機能をひきだす動きにたどり着けたら」鍛えられる、と思います。
もしかしたら、子供の頃からこういう靴を履いていたら、自然と機能レベルの高い動きが身につくのかもしれませんが、現代生活をしている多数の方にとっては、いつも通りの歩き方で履くとただただ辛い、となる可能性もあるかな、と。
靴自体のサポート力は最低限ですから。
人の能力って、使っていないとどんどん使い方を忘れていきます。
からだも同じで、日常生活の中で必要とされる動きが少なくなれば、使わない機能が出てきて、機能的な動きが忘れられていきます。
現代生活を送る私たちの多くは、忘れられた機能的な動きが、動きづらさという制限になっている場合も多くあると思います。
私の場合は、それが股関節の症状だったと思います。
そんなからだを目覚めさせてくれるというか、眠った機能を使わざるを得ない状況を提供してくれるのがベアフットシューズであり、この靴が快適と感じるようになった時には、パフォーマンスはアップしているだろうと感じます。
実際に、この3ヶ月で私自身はそうですから。
まだ、適応途中ではありますが。
ただ、からだがすでにガチガチだったり、長期間運動してなかったりすると、「機能的な動き」「本来の動き」をいきなり要求されること自体が負担になると思います。
また、例えば、足底筋膜炎とか膝痛など、現在すでに症状がある方は、いきなりこの靴に変えることはおすすめしません。
試す場合でも、無理をせず、症状の変化を確認しながら少しずつ取り入れることをおすすめします。
足の機能を引き出すために「ベアフットシューズ」は、誰にでもお勧めできる?
ベアフットシューズは、機能的な動きを引き出す・動き、パフォーマンスのレベルをあげるのに、助けになると思います。なので、からだの使い方を見直したい方にとっては、面白い選択肢の一つになると思います。
ただし、「いきなりベアフット」は、多分、やめといた方がいいです。笑
日常から、からだのパフォーマンスアップに取り組んでいる方や、メンテナンスされている方、運動をよくしていてレベルアップしたい方は、新しい扉を開くきっかけになるかもしれません。
そういう方は、まずは試してみることをお勧めですが、それでも徐々に慣らした方がよいかもです。
↓こんな方は、慎重に!「いきなり」は負担が大きすぎる可能性大。
・長年クッション性の高い靴ばかり履いている
・運動習慣がほとんどない
・足首が硬い
・足裏やふくらはぎに普段から不調がある
・膝や股関節などに違和感がある
・からだの使い方をほとんど意識したことがない
⇧こんな状態の場合、ベアフットシューズを選ぶこと自体も少ないかもしれませんが、履くと負担が大きく感じられる可能性が高く、疲れすぎて返って嫌になってしまいかねません。 実際に、かかってくる負担で足腰、その他のからだの不調が悪化する可能性もあります。
「いきなり」ではなく、時間かけて少しずつ少しずつ慣らして、合わせてメンテナンスを取り入れることをお勧めします。
また、ロルフィングの営業のようになってあれですが、動きやからだの使い方を意識したり学んだりするとより良いと思います。 というのも、今不調があったりする場合、それがこれまでの動き・からだ使いの結果なので、そのままだと靴のサポート力がなくなった分、不調がある場所への負担が強くかかる可能性もありますから。
まとめ:「ベアフット」は”楽な靴”ではなく”からだに仕事を返す靴”
ここまでベアフット3ヶ月着用の、私の真実をお伝えしてきました。
ベアフット(:裸足)シューズは、本当に「裸足」の感覚を味わえ、からだの使い方を意識せざるを得なくなります。
眠っていたからだの使い方を引き出してくれ、その動きは、からだのパフォーマンスアップに役立つと、私は実感しました。
ただし、注意点として、この靴は
「サポートして足を楽にしてくれる靴」ではなく
「サポートしないことで、足・脚やからだが本来やっていた仕事を、身体に返してくれる靴」
という印象です。
今まで使ってなかった、使えなくなっていたところを使い始める、だから疲れます。
ただし、疲れるところは今までと違う場所。(疲れの出方、同じところか違うところか、は人それぞれだと思います)
結果として、私の場合は疲れながらも、積み重なりつつあった違和感や不調は好転していきました。
ここで、からだ構造がその変化についてこないことがあるので、無理なく新しいからだの機能を有効活用するためにはメンテナンスが役立つのも、大きく実感しました。
実は、この変化の流れはロルフィングのシリーズを通しても起こることなので面白かったです。
からだが痛みや凝り、疲れやすさから解放されるには、ほぐす・緩めるだけでなく、これまでのからだの使い方を変えていく必要があります。なぜなら、同じようなからだの使い方・動きをしていたら、また同じようにアンバランスになり、同じところが痛くなったり、凝っていくことになり、良い状態を維持できないからです。
だからと言って、動きだけを変えようとしても、理想的なからだの動きをするための機能を発揮できない状態、つまり関節の可動域が減っていたり、バランスが悪くて痛みが出る状態では、理想的な動きにからだが対応できません。
そのため、からだを緩めてバランスを整えることと、新しい動きを促すことを同時に進めていくのがロルフィングです。
その過程では、ずっとやってきた運動なのに、意外なところが筋肉痛になったり、いつも通りの練習なのにものすごく疲れる、という感想をいただくことが多々あり、これが、ベアフットシューズを履き始めてとても疲れたのと似ています。
そして、10セッションを終える頃(ロルフィングは10セッションで1セット)、新しい動きの質にからだがなじんでいくと、運動しても疲れにくくなっていたり、凝りや痛みといった不調の悩みが消えていたりするのです。
これが動きのパターンが変わるということで、より機能的な動きができている・パフォーマンスが向上しているということなんですね。
ベアフットシューズがすっかり足に馴染んで、この靴で歩き回るのが気持ちいい、というくらいになっている時には、まさにここに到達しているのではないかと思います。
日常で、長年積み重ねてきた動きのパターンを変えるのって、それなりの機会がないとなかなかないことです。
それを促してくれる靴として、VIVO、ベアフットシューズ、面白いです。
靴を変えたことで、自分のからだの使い方にさらなるポジティブな気づきを得た3ヶ月となりました〜!
夏はビーチサンダルばっかり履いていて、文字通り裸足で過ごしてはいるのですが、ビーチサンダルでは全く感じられない経験でした。
この文章を読んで、ベアフットシューズに興味を持った方、あなたにとってこんなタイプの靴は負担になりそうですか?それとも、期待が高まりましたか?
より良い靴選びの参考にしてくださいね。
本来のからだの機能を足元から引き出したい方は、からだの準備を整えつつベアフットシューズを靴選びの選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
経過メンテナンスは、こちらでも受け付けますので♡
それでは、また!

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