ロルフィング 香川-Rolfing® Structural Integration 自由で快適なからだを探求するみなさまへ。

子供の姿勢はなぜ大事なのか

こんにちは☘️
2月中旬、三寒四温というように、少しずつ温かく感じられる日が増え始めている香川です。
日陰の時間が多い、庭の梅の蕾もいつの間にか膨らんで、もうすぐ咲いてくれそうで、楽しみです🌸

小梅ちゃん

 

さて、確定申告の通知を横目で見ながら過ごすこの時期💦、友人と会って、子ども達の話を聞いていると、もう年度末だな〜ということを思い出しました。
4月から、新しい学年になる、新しい学校へ進学するお子さんがいらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
また、高校生になる、大学生になる方はこのブログをもしかしたら直接読んでくれているかも?

ということで、今日は、現在成長中のお子様がいる家族の方、まだ成長過程の方には特に今知ってもらいたい姿勢と将来の美しい姿との関係について書きたいと思います。
(*もちろん、どんな方にも姿勢は大事です。ただし、人生の早い段階で知っておくとメリットがあります)

🌷

「美しい姿勢」というのは、見た目が良いのはもちろんですが、その姿の時、ヒトのカラダは余計な力を入れなくてもラクに在(あ)ることができ、カラダの持つ機能もより良くはっきすることができます。

例えば、前回のブログで書いたように、美しいデコルテ(首から胸元の姿)だと、首はスラっと長く見えています。これは、本来のあるべき頸椎のカーブを保っている状態で、首の可動域や、全身に関わる神経や血流に関して、良い状態に保つ土台となります。

他にも、背中が丸い猫背になっていると、重い頭を支え続けなければならない疲労から、慢性的肩こりに悩まされたり、内臓が圧迫されたり、、、
というように、
美しい姿勢でないことは、多かれ少なかれ、動きの制限や、見た目以上の、身体の機能制限が同時に発生していると言えます。

だから、美しい姿勢は、体に良いのです。 シンプルに。

〇〇道と呼ばれる、古来からあるものは、武術のようにスポーツ的なものから、茶道・書道のように作法や技巧的なものまで、姿勢、美しさがそこにあります。 それは、精神性だけでなく、美しい姿勢や動きに、実用性があるからだと思います。

姿勢が大事だとは、これまでも書いたと思うので、この辺にして。。。

子供の姿勢がとっても大事な理由 それは、

将来の姿勢を作っていけるから /大きく姿勢リセットしやすいから

です。

姿勢とは、意識する機会がないと、なかなか良い状態を保つことができません。

姿勢は、大部分が環境で作られるものなのです。
子供の頃、成長期に、姿勢を意識する機会があったかどうか、良い姿勢でいる、それが求められる機会があったかどうかで、大人になった時、そして、年齢を重ねていく過程で、将来的な姿勢はかなり差が生まれます。

親子で後ろ姿が似ている(姿勢が似ている)のも、遺伝というより、実は、「見て学んでいる(無意識)」「日常家族で使う家具や生活内での動きの真似」の部分は大きいのです。
つまり、遺伝だから仕方ない、というものではないということ。子供の頃に、良い姿勢をセットできれば、大人になった時も維持しやすい、または、そういう姿勢に保てる成長を促すことができるということです。

さらに、大人になってすっかり出来上がった姿勢を変えるより、子供の時の方が伸び代が大きくなります。

次の写真を見てください。

グビの筋肉達1

ちょっとグロめ?苦手な方はすみません。

これは首周りの筋(茶色っぽいところ)はこうなっているよ、という図。
何層もあるので、表層の筋肉をめくっていくと、最後の方は、骨にロープがくっついているように、たくさんの筋で骨を引っ張り合って支えているのがわかると思います。

こんな感じで、人体は、かなり多数の筋肉で骨をつなぎ合わせてバランスをとっています。
(よくテンセグリティ構造を例にこのバランスが説明されますが、興味があれば、テンセグリティを調べてみてください)

この筋肉ロープ達、上の図が理想的カーブがある頸椎の並びを構成しているバランスとしましょう。

これが(例えば)ストレートネック、首が前へ突き出ている状態だと、筋肉ロープは、あるところは長く、あるところは短くなってバランスが変わるだろうな、と想像できますか?
実際に、理想的な頸椎の並びの首と、ストレートネックでは、そこに結びつく筋肉達の長短の構成、バランスが全く違ってきます。

大人になって、姿勢を激変させるのが難しいのは、この点があります。
通常、ストレートネックの傾向は、何も手を付けないと年月にともなって強くなります。「本当はもっと長さ欲しい筋」は縮まっているし、逆に伸びて固まっている筋もあります。
傾向が強いほど、理想的な長さに近づけるにも、どうしても限界があるかな、と思います。

ですが、姿勢のクセが出始めたり、まだ体が変化している成長期だと、意識の仕方や、体のちょっとした使い方を学んでおくことで軌道修正できます。

このままでは猫背になる、とかストレートネックになるかも、と心配するような兆しが見えても、若いほど、固まり始めた構造をまだまだ変えていける可能性がたくさんあります。
そして、一度そういう意識を持つと、将来の姿勢への大きな土台になりますよね。

からだは人生の積み重ねが現れたもの。

年齢を重ねても、美しい姿、綺麗な姿勢を保ってスラスラ動ける。
これが簡単かどうかは、子供の頃にすでに別れ道ができているということなんです。

現代は、デジタル機器を低年齢から使って、加えて、カラダを使って遊ぶ、動く、移動する機会は減っているのではないでしょうか。身体は固まりやすい環境なのに、動いてリセットする機会も、意識しないと減りがちです。
低年齢からのスマホ操作で、猫背、ストレートネックのお子様、大人はますます増える可能性が高いと思われます。

姿勢は1日にして出来上がることはありません。
理想的なバランスの土台づくりは早いに越したことはないですよ〜
気になる方は、早め早めに改革していきましょ!
我が子が気になる〜という方も、ぜひご相談ください😀

それではまた!

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