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夏休みの健康法 牛乳編③

こんにちは、珍しく連続投稿中です🌻

学生の方が給食から離れる(解放される?)夏休みということで、給食に現れる定番メニュー「牛乳」について、
牛乳・乳製品は健康食品ではない側面についてお伝えしています。

これまでの記事をまだ読んでいない方は、⇩のリンク先から先に読んでください。

https://akiko-rolfing.com/2024/08/12/夏休みの健康法 牛乳編/

https://akiko-rolfing.com/2024/08/13/夏休みの健康法 牛乳編②/

最近、ロルフィングや筋膜リリースでいらっしゃるお客様からも、日常の健康法やそのための食事などについてお話しする機会が増えてきました。
ボディワークを受ける方には、何らかの大会に出場していたり、運動をしていたりということで、カラダの総合的なレベル維持やレベルアップを意識している方も少なくありません。そうなると、からだ作りのための食事はやはり大切ということで、日常の食事に気をつけている方は多いです。
実際、私自身も、アスリートというほどではありませんが、元気に趣味のサーフィンを続けるために、食事から得られるメリットは大きいと感じています。

💡日焼け対策にも実は、食事などのいわゆるインナーケアが重要ですが、気付いたのは最近なので、猛烈に作ってしまったシミをどれくらい早く消せるのか、現在実験中。😭

ロルフィングや筋膜リリースのセッションでは、必要に応じてカラダを緩めながらバランスを整えていきますが、すごく変化の早い場合とそうでないケースがあります。
そういった違いが生まれる要因の一つに、内臓の状態、つまり健康状態もある、ということを長年感じてきました。

もちろん、体の滞りがなくなると、内臓に良い影響を与えることもできますが、食生活の影響はやはり大きいです。カラダを内側から変えていくのは継続的な期間が必要ですので、知らず知らずにからだを悪化させるかもしれないものについては、できるだけ早く知っておいて、今後に活かしてほしいと思います。

というわけで、牛乳・乳製品はたまに摂るはいいとして、健康のために毎日飲む食べるするようなものではない話。

今日押さえておいてほしいポイントは、

牛乳は加工食品である

ということです。つまり、牛乳と一口に言っても、成分は色々違います。
成分の違いというのは、単純に脂肪分が違うということではありません。
加工方法も1つではありませんし、牛乳を提供してくれている牛さんの生活環境・食事環境も実に様々です。

牛乳というのは、牛の血です。

私たちは、健康診断で血を採って健康状態を確認しそのますよね。
人によって、血の質って全然違うわけです。
すごく健康的な生活をして毎日元気で活動的な人の血と、例えば体や食べ物に無頓着で成人病になってしまい、それが重病化した方の血って違いますよね。

牛も、当然、生活環境や飼育環境によって血の質は変わってきます。
はっきりと病気になったら、その血(牛乳)が私たちに提供されることはないかもしれませんが、何を食べているかだけでも、牛乳の中身は違います。

一般的にスーパーで並んでいる牛乳を提供してくれている乳牛は、輸入穀物飼料を食べています。
その穀物飼料の中には、遺伝子組み換え作物が含まれていると知っていますか?
普段私たちが手に取る食材の中で、「遺伝子組み換えの原材料」が使われているかどうかを気にする方はいますよね。遺伝子組み換えで育てられたものが、なぜ問題かというと、一番は、その作物は除草剤の成分が多く含まれているからです。

除草剤といえば、ラウンドアップが有名で、日本ではホームセンターで手に入れることもできますが、海外では使用が禁止されているところもあるほど、有害性が指摘されています。
こういった除草剤は、健康被害が相次いだことから、人への作物への使用には制限もありますが、家畜用飼料としての規制は緩く、特に、日本はそういった遺伝子組み換え作物飼料の世界的廃棄場になっています。
輸入穀物飼料は、ほとんどが遺伝子組み換え作物が使われていて、それが、スーパーに並ぶ大半の牛乳を提供してくれる牛たちのご飯なのです。

私たちは、その牛乳を飲む、または、その牛乳から加工された乳製品を摂ることで、間接的に除草剤などの農薬、遺伝子組み換え作物を摂ることになります。

そして、もう一つの問題は、牛に限らずほとんどの家畜は抗生物剤を投与されるという点です。

この牛乳編の記事でも触れましたが、私たちの健康は腸の状態に大きく影響されます。
抗生剤はとても身近なお薬ですが、日本は医療費が安いこともあり、抗生剤を必要以上に取りすぎな傾向があると言われています。抗生剤は、殺菌するための薬(よって、風邪などのウイルスを原因とする病気には必要ない)で、本当に必要な時以外に多用すると、腸内細菌のバランスを大きく崩す原因になり、腸の環境自体が激変するきっかけになり得ます。

牛乳から間接的に私たちが抗生剤の成分を取り入れる量は、一度なら微量かもしれませんが、これが毎日10年20年、そして多飲多食していると、チリも積もればということで、どれだけ影響されるか分かりません。

抗生剤少しずつとっていたら、いつもお腹の中が消毒されていいんじゃないか、と思うなら、それは違います。

私たちの体に存在する細菌は、自身のヒトの細胞より多く、細菌たちと共生することで生命活動は成り立っています。ヒトとして活動しているこの体は、9割が細菌とも言われています。
抗生剤によって耐性菌(抗生剤が効かない細菌)が生まれる問題もありますが、体内の細菌バランスの変化で、体質も免疫も大幅に変わります。

こんなふうに、乳製品には、純粋な牛乳としての一般的な成分以外にも、いわゆる考慮すべき点ってやつがあるのです。

動物性のものを食べ物としていただく時は、何を食べているのか、どういう環境で育てられているのか、を考えないと安全からかけ離れてしまうこともあります。
私たちも、何を食べて、どういう環境で生活するかによって、全然違う体になるわけですから!

牛乳は、牛の本来の餌である草を食べて育てられたもの(グラスフェッド)、低温殺菌されたもの、さらに抗生物質を投与せずに育てられている牛のものだと、品質的には比較的安全と言えますが、値段は高くなりますし、必ずそこをウリ(セールスポイント)として差別化されて売られているはずです。

そこから、さらに加工された乳製品となると、大変高価になるので、なかなか存在しないし、給食などの限られた予算の中で提供されることはまずないのではないでしょうか。

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ここまで牛乳・乳製品のことをサクッと(のつもりが長くなって)書いてみましたが、牛乳のこと、どれだけ知っていましたか?

繰り返しますが、牛乳・乳製品は、体にいいものと信じて疑わない方が多い食品ですが、少なくとも日本人にとってはデメリットの方が大きい食品です。

全ての人に確実に悪影響が出るわけではないですが、少なくとも、体のために強制的に摂るようなものではありません。

乳がんのリスクを高める食材、発達障害の改善のために除外する食材としても、欧米ではすでに認知されています。

牛乳が大好きで不調や不快な症状をお持ちの方は、その種類にかかわらず、一旦辞めてみることをお勧めします。

インスタグラムには、腸と牛乳の関係について、過去にもう少し詳しく書いていますので、ぜひそちらもチェックしてください✨

それではまた!

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