みなさんこんにちは。
あ〜〜〜、今日は12月28日。
1年って、本当に本当にあっという間でした。
何をやってもやらなくても、時間はどんどん過ぎていく。
だったら、やりたいと思ったことはどんどんやっていかないと、浦島太郎になるな。
と、何度も思った2024でしたが、みなさんにとってはどんな年だったでしょうか。
今日は、仕事納めでしたので、この1年の振り返りも兼ねて、
印象深かったことを書きたいと思います。
昨年から健康教室をメニューにさせていただき、
今年は健康教室で、体質改善やこれからの健康維持、持病の改善などのサポートをさせていただく機会が増えたり、健康教室のセッション以外(ロルフィングや、筋膜リリース)でも、健康についてお話をすることが増えました。
健康教室をセッションとしてご依頼いただく場合、今のところ、すでにお悩みの症状、または、診断名のある病気について改善したいというものです。
(健康教室について、どういったものか知らない方は、こちらをチェックしてください→自分で治す健康教室)
不調を改善したいとき、一番に思いつくのは病院へ行くことだと思いますが、健康教室を受講したいというお客様は、すでに病院でお薬を飲んだり塗ったりして、その限界を感じて、または、もっと根本的に改善することを目指していらっしゃることが多いと思います。
病院との大きな違いは、「症状が出る本当の理由はなんなのか?」というところを掘り下げるところです。病院では、根本的な原因や、改善していくところを教えてはくれません。何が病気を作っているのか?というところには、ほぼノータッチなのです。
健康教室で取り組むのはその部分です。
そもそも、病気というものの原因の大部分は自分で作り出していて、カラダ、またはメンタルを壊しているのは自分だから、自分で壊している自覚をしてその破壊行動をやめない限り、根本的には治らない。
ということになります。
現在の病院のほとんどは、対処療法しかしていません。症状を抑えたり、時に、使い物にならないくらい酷使されてしまった臓器は切り出されたりして、その場は切り抜けられたりしますが、カラダの水面下では自覚なき破壊行動は続いているので、本当の原因はくすぶり続けるしかありません。
私の父は、10年以上前になるかと思いますが、胃がんになりました。
結果、胃をほぼ切除する手術をしたため、家族として術後の生活で気をつけることの説明を聞きました。
が、「消化力が落ちて、腸閉塞になることがあるので、海藻類や消化に時間がかかるものを大量に食べないように」くらいが、今後の注意点として教えていただいたことで、胃がんを再発しないようにどうすれば良いのか、とか、生活の中でどういうことを改善してください、とかの指導はしてくれなかったです。
その頃は、健康法などは知らなかったし、元々、海藻類をたくさん食べるわけでもなかったので、家族としては、特に日常的に何かを改善しよう!とはなりませんでした。
その頃は、自分自身も健康のための知識も、意識も、しっかりしたものは何もなかったので、その頃の記憶もすっかり薄れているほどです。
とにかく、どんな深刻な病気だろうと、病院が原因について考えさせてくれることはないんですよね〜。
そして、原因や根本的改善について病院がほとんど関与しない大きな理由は
「そこは専門外」だということに尽きると思います。
だから、自分でやるしかないし、そもそも、自分の生活を管理できるのは自分しかいないので、自分にしか根本改善はできないのです。
と、ここまでは、前置きで、、、、
そこで、�いざ自分で不調を終わりにしたいと思った時に、具体的に何をすれば良いのか分からない、となるわけですよね。それが分かっていれば、不調に悩むことは激減、もしくはなくなるのですから。
そんな時に、何をどんな順番でこーしてあーして、って知ってあとはやるだけ、という道のりを一緒にやっていくのが健康教室です。
からだに本来の元気さを取り戻していくやり方が分かれば、本人がやるかやらないかの問題です。
と、思うじゃないですか?
が、それが、本当に難しいとよく分かったのが、今回の本題です。
健康教室で習った内容を実践するときに、それを阻む大きな壁を発見しました。
健康になるために絶対必要なのは、本人の意志ですが、そこに現れる壁、それは家族です。😅
実は、健康教室を身につけて、症状を終わらせていけるのかどうかは、家族で取り組めるかどうかが大きな違いを生みます。食事管理などもありますので、そういった面での家族の協力が必須条件になる場合もありますし、元々、家族全員でやることをお勧めしています。
親子や夫婦、一緒に生活している方同士で受講できると、とてもいい相乗効果があるのですが、一人が実践方法を身につけても、家族の理解や実践者とプライベートな生活習慣で深く関わっているメンバーの中で、孤立するとかなり乗り越えにくくなってくる状況は多発します。
例えば、一定期間食べるのをやめてほしいもの、でも依存性があるもの、というものがあるのですが、実践者が頑張って食べないように実践していても、目の前で家族が食べていたり、ましてや、本人に喜んでもらおうと思って買ってきたりした時、それは抗いようのない誘惑になる、というパターンです。
お酒好きの方は想像しやすいと思うのですが、(私はあまりお酒を飲まないのでお酒に釣られる事はありませんが)
毎日飲むのがやめられない程に好きな方、ドクターストップがかかっていたり、深刻な状況になっていて、飲んだら危ないので我慢している状況の時、家でワインパーティーが開かれたり、家族が誕生日プレゼントでお酒を買ってきたりしたら飲まずにいられますか?
ってやつです。
これは、家族が誘惑という”ありがたい迷惑”なパターンですが、他にも、本人が頑張ろうとしているけれど家族がその内容を軽視する、とか、尊重しない、というパターンもあります。
人が何か変えたい時に、とても難しいのは、「習慣を変えること」です。
それまで、当たり前だったこと、何も気にしていなかったこと、に注意して何かができなくなったり改めたりすることって、文字でただただ読んでいるだけでは、なるほどね、って思っても、実践するのは想像以上に難しいことです。 すごく些細なことでさえ、変えられなかったり、いっときは変えられても、長期的に変えて、新しい習慣にすることはなかなかな労力に感じる方も少なくないと思います。
でも、からだを変える、とか体質を改善して、不調を根本的に直していくには、少なくとも数ヶ月以上の取り組みが必要になるので、やはり習慣的なところを変えていく必要がある。
この習慣的なことっていうのが、家族の習慣だったりするから、家族が同じ悩みを共有してなかったり、本人の取り組みに少しでも寄り添う姿勢がないと、引き戻らされるのは簡単なんですよね。ましてや、結果が出始めるのに時間がかかることなら、家族から「それって、意味あるの?」って言われて心が折れることもあるかもしれません。
なんといっても、家族にとって、変えるべき習慣が「当たり前の幸せ習慣」とかだと、当事者以外は受け入れられないこともあります。健康のためと信じてやっていることを、やめて下さいということもあるのですから。。。
というわけで、健康になるために、その方法も大切ですが、同じくらい大切なこと、それは
生活を共にする家族とのコミュニケーション
です。
もちろん、一人暮らしで取り組むとシンプルに実践できますが、日々の付き合いのある方たちに取り組みを理解してもらっているとスムーズですし、応援してくれる人がいると、変化を後押ししてくれます。
生活を共にする家族がいる場合は、まずは、説明して自分が実践することを理解してもらうことが重要ですが、一緒に取り組むと、自分だけでなく、家族全員が健康になれるということで、いいことしかないのです!
自分にも、家族みんなにも、健康の心配がないということ、この悩みがないと人生はとても軽やかになるのではないのでしょうか?
ぜひ、みんなで!健康になってもらいたい、そう思うことの多かった、健康教室・本格始動の年でした。
本年も、残すところ、今日含めてあと4日。
いつものお客様、
ご近所様から、遠くから、足を運んでいただいたお客様、
本当にありがとうございました。
良いお年をお迎えください♡
来年2025年は4日からの営業となります。